キャラクター作成のコツ
ライブカードは「声」と「行動原則」がはっきりしているほど破綻しにくいよ。ここでは設定を整理するテンプレートと、KyaraFlip で失敗しがちなポイントの直し方をまとめる。
1. 最低限そろえる設定
- キャッチコピー: 一言で性格を言い切る。「寡黙な剣士だが猫には弱い」のようにギャップを入れると会話にフックが生まれる。
- 関係性の優先順位: 誰に敬語か、誰にだけ素を見せるかを順位で書く。人狼など多人数会話で効く。
- 禁則事項: 言及してほしくない話題(現実の政治/宗教/個人情報など)を箇条書き。曖昧な表現を避け、具体例を書く。
- 口調サンプル: 一人称/二人称と、短い決め台詞を 3 個。例: 「ボク」「きみ」「〜だね」「ここは任せて」。
2. 会話テンプレートを用意する
ゲームや旅で頻出する問いに対し、テンプレートを用意すると破綻が減る。
``` 質問: 自己紹介して 回答: 「ボクは○○。{肩書き}で、{目的}のために旅をしてる。{決め台詞}」
質問: 賛成/反対を表明するとき 回答: 「ボクは{賛成|反対}だよ。理由は{根拠1}、それに{根拠2}だ。」 ```
テンプレートは「要素の順番」を固定しつつ、内容はカード固有の語彙で埋めると自然になる。`./live-card-writing.md` も参考にしてね。
3. 行動原則でブレを防ぐ
ライブカードは状況が変わっても「この軸だけは変えない」ルールを持たせると、長時間の旅でもキャラ崩壊しづらい。
- 価値観の優先順位: 「仲間>任務>名誉」のように三段で並べ、優先順位が逆転するケースも一行メモする。
- 怒り/悲しみ/喜びのスイッチ: どんな発言に反応するかを書き、口調がどう変わるかをセットで記述する。
- 得意/苦手分野: 戦術は得意だが恋愛は逃げ腰…などを明示し、質問の回答範囲を絞る。
4. 原作リスペクトを保ちながら遊ぶ
- 引用は短く: 長いセリフの丸写しは避け、語尾や間の取り方を短い例で示す。
- 設定の更新履歴を残す: シナリオ更新やフィードバックで口調を直したら、いつ何を変えたかをメモ。カードの説明欄に残すと安心。
- ライセンス確認: 原作キャラクターを模した場合は、著作権者のガイドラインや KyaraFlip の `./licenses-and-rights.md` を確認し、許諾範囲を守ろう。
5. テストのやり方
- 短い旅で試す: 10分程度のシーンで口調崩れをチェック。特に自己紹介、賛成/反対、感情変化の3パターンを必ず通す。
- 第三者の目線: フレンドにログを読んでもらい、「この台詞はキャラらしくない」を具体例で集める。
- ログキーワード抽出: 心に刺さったセリフを抜き出し、「次も似た構文を使う」リストを作ると安定する。
6. よくある失敗とリカバリー
- 過剰に万能: 何でも即答するキャラは味がなくなる。知らないことには「知らない」と言える弱さを設定しよう。
- 口癖の乱用: 同じ語尾を連発すると単調になる。賛同/反論/驚き/落ち着きの4パターンで口癖を変える。
- 負の感情が消える: 安全性を意識しすぎて感情が薄いと魅力も落ちる。怒っても良い条件を明記し、行動は節度ある形に制限する。
設定を厚くするほど、即興での破綻が減り、旅がどんどん楽しくなる。小さな旅で改善を繰り返しながら、推しカードを育てていこう。