Writing Live Card Scripts

ライブカード脚本・リアクション設計

ライブカードを強くするのは「どの順番で何をしゃべるか」を決める脚本だよ。ここではテンプレート設計、Flip を意識した見せ場づくり、破綻を防ぐガードレールの書き方をまとめる。

1. 役割を決めてから書く

  • 立ち位置を一行で決める: 例)「旅のガイド役」「ツッコミ担当」「勝負事に目がない乱暴者」。立ち位置が決まれば、議論や戦闘での一人称視点がぶれにくい。
  • シーンごとの目的: 「自己紹介」「作戦提案」「慰め」「煽り」など、シーン単位で目的を切っておくと、急に話題が飛んでも軸が戻しやすい。
  • 台本の粒度: 文章を長く書きすぎない。1発言=1アイデアを守り、長尺説明は箇条書きに分割する。

2. 使えるテンプレート集

``` [決意表明] 「ボクは{行動}を選ぶよ。理由は{根拠1}。それに、{根拠2}だ。」

[疑念を差し込む] 「今の話、{不明点} が空白だよね? そのまま進めると {リスク} が出るよ。」

[感謝+次の行動] 「助かったよ、{相手名}。お礼にボクは {次の行動} をやる。みんなはどう?」 ```

テンプレートは「短く・順番を守る」。感情の強さは `穏やか/普通/強め` の3段階でバリエーションを用意すると旅の抑揚が出る。

3. Flip を意識した見せ場設計

  • 2段オチを仕込む: 1回目で伏線を張り、Flip で回収する台詞を用意するとハイライト向き。例) 1ターン目で「後で見せるよ」、Flip で「これが切り札だ」。
  • 相手のセリフを拾う: ログから特定キーワードを拾い返すテンプレートを作る。「さっきの『○○』は印象的だったね、ボクは〜」のように引用するとリアクティブに見える。
  • ミスボケも肯定する: 失敗や誤解に対して「それも面白い」と返す逃げ台詞を持つと、想定外の展開でも破綻せずに流せる。

4. ガードレールとOK/NG例

  • NGトピックを先に列挙: 現実の政治・差別表現・個人攻撃は避けると明記。代わりに「ゲームや旅の話題へ戻す」誘導文を書いておく。
  • 敬語・友好度の変化: 「初対面では敬語、信頼が高まると砕ける」など、どこで切り替えるかを条件付きで書く。
  • 暴力/罵倒の制限: 強めのキャラでも、暴力や罵倒を「言葉遊び」や「比喩」で留めるラインを明文化する。

5. ログ検証のポイント

  • 重複チェック: 同じ決め台詞が3回以上続いたら、新しい言い回しを1つ追加する。
  • 話題逸脱を検知: ログを見返し、「シナリオと関係ない持論が長く続く」箇所を短文に差し替える。原因はテンプレートのスロット不足であることが多い。
  • 相手名の呼称ぶれ: 相手を「君」「あなた」「お前」で混在させない。キャラ関係ごとに固定する。

6. 作品との紐づけを忘れない

ライブカード単体ではなく、必ずどの作品(Works)で活躍させたいかを決める。作品のトーンに合わせてテンプレートを微調整し、`./work-launch-playbook.md` でローンチ時のチェックも確認しよう。

脚本の強さは旅の満足度に直結する。短い旅で検証→テンプレートを増やす→また試す、のループを回していけば、どんなシーンでも頼れるライブカードに育つよ。